梅雨入り前なのに、夏のような暑さ。
真夏になったらどうなってしまうのでしょう。
桜の開花も例年より早かったようにほかの花も軒並み早く開いていますね。
そんな中、この季節にとても存在感のある初夏の風物詩、アジサイ。
一言でアジサイといってもたくさんの種類を見かける気がします。
調べてみたところ、大きく種類分けしただけでも50種類以上、園芸的に細かく分けるとなんと2000種類以上になるそう(*_*)
思っていたよりずっと多くてびっくり(@_@)
日本古来の、昔からあるアジサイというのは「ガクアジサイ」と呼ばれます。
平べったいかたちに、周囲に額縁のようにポツポツと花が咲いているのが特徴。
大きな花が周囲に咲いているように見えますが、実は本当の花ではなく装飾花と呼ばれるガクの部分です。
本当の花は真ん中の小さくポツポツしているところ。
大きく派手な周囲の装飾花は蝶や蜂などの虫をおびき寄せる役割をしています。
では、僕たちが思い浮かべるアジサイはいったいどんな種類なのでしょうか。
セイヨウアジサイとよばれるこのようなアジサイですよね。
これがアジサイだと思ってました。
ガクアジサイをもとに一度ヨーロッパに渡り品種改良された、観賞用のアジサイなんだそう。
先ほどのガクアジサイと比べると見栄えがしますね。
さらに、アジサイは日本原産の花ですが、見た目があまり華やかではないガクアジサイばかりだったため、江戸時代にはユウレイバナとも呼ばれ見向きもされなかったそう。
そんなアジサイもヨーロッパに渡り、品種改良されセイヨウアジサイとして
大正時代に逆輸入されます。
そして戦後、鎌倉のアジサイ寺こと明月院に植えられたことで一気に注目を浴びることに。
そして一躍観賞用の人気の花としてこぞって各地で植えられ、梅雨の風物詩にまでのぼりつめたのです。
ガクアジサイとアジサイの違いをはじめて知りました(笑)
注意してみると他にもいろいろな種類を見かけます。
今度道端で見かけたら気にしてみると面白いかもしれません♪( ´▽`)